ToDo:
writeb@tfprinta.fの変更は、IFCサポートぶち壊しな気がする
write文での改行制御などの標準外 format指定は、 激しくコンパイラ依存で、\$を後ろに付ける改行制御は IFCは受け付けなかったような...
IFCサポートを入れるときに、G77/DEC Fortran/Intel Fortran 全てで共通に使える改行制御を探すのにえらい苦労した記憶が... (I hope the below works for all compilers...って 希望するだけなら簡単だけど、それでは世の中のコンパイラは 動かないんだ...)
絶望した!I/Oを再定義出来ないのに、ベンダーが勝手に I/O書式制御を拡張する Fortranコンパイラに絶望した!
IFCだと#文字の characterを表示するのにa#という 書式指定も NGというか期待と違う動作をする
a#は、i#と同様に #bytesな characterと解釈されるので "abc"を a3でフォーマットすると出力は" a"となり、 一文字の character "a"を先頭に空白を付けて 3byte幅で出力する。
話題のtelnetd 0-dayのパッチだが、environから許された環境変数以外 (例えばLD_PRELOAD)を取り除くと言う意味では、元のコードでも 問題ないはずで、何故mallocした上でstrdupしているのか 疑問だったのだが...src/lib/libc/stdlib/getenv.cを読んで納得。
ポイントは__merge_environでenvironから構造体型の キャッシュを作っており、setenvやgetenvはそちら側を参照している。 setenvの最後で、__rebuild_environしてenvironを 再生成してしまうので、scrub_envした後に/bin/loginを execvする前に行うsetenv,unsetenvでenvironが巻き戻る という筋書きになっている。従って、本質はenviron配列を複製して __merge_environに変更を通知する部分が肝である。
この辺の、環境変数回りの管理コードの変更は歴史的には比較的最近導入された はずで、昔のlibcだとenvironの現物を直接参照&操作していたので 問題は出なかったはず。
今回の問題の本質は、歴史的にenvironへの直接操作が許されるのに それを想定していないsetenv,getenv系APIの実装に問題が 有るような気がする。
environ回りのAPIに、定義済み環境変数を辿るイテレータAPIが無いのも 原因なんですが...(イテレータで辿って、不要な変数をunsetenvする)
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