ToDo:
とりあえず現物を11/06に入手、ASRock X570M Pro4との組み合わせでシステムを構築した(箱はAntec P5、クーラはnoctua NH-U12A)
SMT off状態にてFreeBSD 12.2-STABLEのmake -j16 buildworld buildkernelループによる負荷試験結果
dev.cpu.0.freq | ラップタイム | CPU温度 | システム電力 | アイドル時 |
3400 | 857sec | 69.0℃ | 242W | 27.6℃/82W |
2800 | 1294sec | 41.0℃ | 128W | 27.1℃/81W |
2200 | 1618sec | 38.5℃ | 120W | 27.1℃/81W |
システム電力2倍でタップタイムが半分なので、CPU分を考えると高クロック動作の電力効率が如何に悪いかが分かる結果
Threadripper 2950Xとの比較だと、dev.cpu.0.freq=2800のクロック制限状態で半分のシステム電力で同等のラップタイムを刻んでいる。同等電力のフル稼働状態なら、ラップタイムで約30%減を実現している(SAD Benchmarkも同様の傾向)
12nmのZen+ vs 7nm Zen3なので当然と言えば当然の結果ではあるが、シリコンの進歩は恐ろしいものである
あと、5950XのTDPは105Wだけど、ブースト時はそこそこ超過してきますね(intelのブースト時200W級ほどでは無いが)
x1スロットはエッジフリーになっているが、M2_2のネジ座が干渉するので x4以上のカードを挿す場合は、M2_2が使えない点が要注意
Core i7 6700K機に変えて、Ryzen5950Xをメイン鯖に投入
併せて、KVMをATEN CS1784AからCS1824に交換し、DVI-D dual link + USB2から HDMI 2.0 + USB 3.0環境へ更新実施
運用停止からCS1784A/DVI-Dケーブルの撤去、CS1824設営・新鯖への交換で3時間程度
モニタ接続を4k DCI対応のHDMI 2.0にした4-port KVMで、VGA/DVI-D時代のビデオダイナシンク (技術的にはEDIDエミュレート) に対応しPC側からみて常時モニタが実在するように振る舞える。
今まで、DVI-Dで 4K 30Hz or WQHD 60Hz運用で我慢してきたのも、EDIDエミュレートできる4K 60Hz対応で手頃な DP/HDMI KVMが無かったからで…Orz (例えば、DP KVMに外付けEDIDエミュレータをPC側に挟むとかで実現するけど、Port数分のEDIDエミュレータが必要な罠)
で、使い心地ですが…
な具合でなかなかいい感じ
P5の電源LEDは、電源ボタンを囲む丸い枠全体を白色LEDで光らせるものだが、どうやら24H稼働だと白色LEDの寿命にともなう輝度低下が見られる模様。
Ryzen 5950X機用に追加購入したP5と以前から稼働しているP5で電源LEDの明るさがまるで違うが、点灯時間の短いHDDアクセスLED (白色LEDで電源ボタン周辺の片側だけ輝く) に関してはあまり違いが見られない模様。
長期運用を考えると、常時点灯となる電源LEDに白色LEDを採用するのは寿命的にまだ厳しい模様である。
安価な白色LEDは青色LED + 蛍光材料で構成されているため、 おそらく青色LEDな電源ランプにも同様の寿命問題があると考えられる。 (当該事例では、色の偏りはないようなので蛍光材料の劣化ではなく、LED素子の輝度低下が原因と思われる)
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