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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2020-10-03 [長年日記]

_ [雑記]自宅Server系UPS交換

HDDレコーダー系のUPSは、先日バッテリー劣化アラームが出た際に、バッテリー交換を実施したが、自宅Server系のUPS Omron BY50FWも導入時期はほぼ同じなので、稼働4年を越えた辺り

BY50FWの電池は、25℃の期待寿命が4〜5年なのでそろそろ交換時期 (ユーザー登録していたOmronからも交換時期だとのメールがきている)

Windows機の電源ラインは保護せずに運用してきたか、冬場に暖房負荷がかかった際に、ブレーカートリップで悲しい思いをしたことがあったので、UPSの容量増強を行った

新しい機材は、Omron BW100T(1000VA 650W)

BY50FWと同様に常時商用給電・正弦波出力の製品で、液晶表示が追加された新機種

UPS接続のnutで問題なく制御出来るとの事前情報を元に選定

現在の実勢価格だと、BY50FWが25k付近、BW100Tが 30k付近と容量2倍なのにほとんど価格が変わらない模様(BY50FWの筐体はかなり薄いが、BY50FW 2台よりはBW100Tの方が体積が小さい)


2020-10-16 [長年日記]

_ [SAD]解析メモ

頻出コード

a=min(.99d0,px(i)**2+py(i)**2)
dpz=a*(-.5d0-a*(.125d0+a*.0625d0))
dpz=(dpz**2-a)/(2.d0+2.d0*dpz)
dpz=(dpz**2-a)/(2.d0+2.d0*dpz)

dpz := Sqrt[1-s] - 1 (但し、s := px^2 + py^2, 0 =< s < 1)を 3次まのでマクローリン展開を種に2回Newton改良を行った近似式

ハードウェア化された開平器がある場合は、素直に計算した方が早いかも...

この場合、s〜0近傍の桁落ちを考量し、dpz := -s / (1 + Sqrt[1 - s])で計算する方が良い(除算一回分不利)

Rythen Threadripper 2950X(Zen+)で、DRIFTを大量に詰め込んだ状態でベンチマークで比較したが、 Newton改良2回のコードと-s/(1+sqrt(1-s))では有意な差が出ない(-O3 -ffast-math時)

コードの改変に対するCPUタイムの変化を調べてみたが、

  • Newton改良の段数を減らすと有意に早くなる
  • sqrt(1-s)-1は、-s/(1+sqrt(1-s))より有意に早い (Newton改良1回と2回(標準コード)の中間ぐらい)

有意な差がでるので、ボトルネックにはなっている模様

ちなみに、-ffast-mathを外すと-s/(1+sqrt(1-s))はNewton改良2回のコードよりも有意に遅い

全域での精度を考えると、-ffast-math付きでsqrtを使う方が良さそう…

DISKINパラメータの挙動

DRIFTとQUADに実装されているが、動作が異なる

  • DISKIN DRIFT
    • SOL区間では、DISKINが無視される
    • SPACフラグ時は、DISKINが無視される
  • DISKIN QUAD
    • SOL区間では、DISKINが無視される
    • K1 == 0で帰着するDRIFTは、DISKIN = 0な DRIFT (DISKINが効かない)
    • K1 -> 0の極限で帰着する DRIFTは、DISKIN DRIFTと写像が異なる(少なくとも x, yの px, py依存性は異なる)

APRETの謎機能

  • JDPX, JDPYパラメータが設定されている際に発動する機能
    • ax := Min[|DX1|, |DX2|], ay := Min[|DY1|, |DY2|]で定義される楕円APERTureの外側の粒子を、x,y座標については楕円(ax, ay)上、px,py座標については楕円(JDPX, JDPY)上にランダムに再配置して、g座標のDPに加える
    • g座標更新に伴う随伴するdv座標は更新されない(一貫性が損なわれている)
    • 作用する際の入力-出力間の関係に因果性が無い
  • LWAKE, TWAKEフラグ時に、DX1,DX2,DY1,DY2によるクリップ動作になる
    • 粒子数が変わるとWake計算コードに不具合が有るのか?
    • 物理的な意味論が不自然(現実にはロスは発生する)

2020-10-17 [長年日記]

_ [雑記]APC UPSのバッテリー校正を試みる

先日、バッテリーを交換したAPC UPS RS-550だが、battery.runtimeが減ったままだった

SmartUPS等の記事では、放電時に自動的に校正されるらしいので、 バッテリー交換直前に建屋の電気設備点検で停電した際に、 バッテリー切れまで放電していたようなので、 この時に劣化していたバッテリーで校正曲線を学習した模様

というわけで、負荷側の運用を停止できるタイミングで、バッテリーの校正を実施

満充電状態から模擬負荷をつないだ状態で、ACラインを遮断してUPSの出力が停止するまで放電し、 UPSの出力停止後にACラインを復帰して充電を実施

一応、カタログ値に近いbattery.runtimeに戻った模様


2020-10-23 [長年日記]

_ [SAD]ifpos回りの参照

  • WSPACでは、Beamline Elementの中点を参照するために、次のElement先頭を参照するが、nlatの次は割り当て領域外になる
    • ifposに格納されているBeamline上の距離は、MARKerではポイントしている座標を指し示す。したがって単調増加しない
      • 前回の中点と新しい中点が異なる際に計算するコードなので、MARKerの挿入状態次第では、前進・後退で無駄な計算を行う
  • tfpos @ src/tfgeo.fなるifposから参照を行う関数が定義されているが、未使用

というわけで、問題解決のための方針

  • ifposに代えて、real array pointerを導入する
  • LINEのS相当を格納するifpos互換配列と、物理Elementのみが反映した単調増加なpos配列を用意する
  • 中点参照を考慮して、nlat + 1を参照可能に構成する
  • ifpos互換のarray pointer名には、tfposを採用する?

2020-10-25 [長年日記]

_ [雑記]HDDレコーダ更新

運用中の3チューナー/3TBなレコーダDBR-T670が不調

番組録画中に録画が数秒〜数十秒中断するようで、T670導入以前に使っていてHDDに不具合が出たDBR-T350の初期症状に似ている

おそらく、HDDの不良セクタでストリーム書き込みが中断したっぽぃ

なので、新しいレコーダを調達してきた

運用的に3番組録画があり、1〜2クール貯めてからまとめ見とかしているので、3TBモデルを前提にUI互換のTOSHIBA機を選定すると、 現行機はDBR-M3009とDBR-UT309の2択となり、近場の家電店で安かったDBR-UT309を選択(T670でもタイムシフト運用は使って無かったし)

Ultra BDは不要だがBDのみのDBR-T系は、1TBのDBR-T109のみ更新で3TBモデルは旧モデルのDBR-T308で店頭からは撤去されている

どうやら、エントリー機の1TBのみのこして、3チューナーモデルは原則Ultra BD化している模様

でも、4Kチューナーは付いていないから他社の4Kなし3チューナ/3TB機と比較しても遜色ない値段

現行のT670との平行運用でセットアップ・週次の録画予約を設定し、試験運用開始

細かなUIはアップデートされている模様

  • 録画予約の詳細が確認できる(録画先やスケジュール)
  • 番組表画面の動作が早くなっている

外部ビデオ入力は削除されているが、T670がタイムシフトのM系列と3チューナー機のT系列の間に入る変態機だったので特殊事情だったぽぃ (T670にはREGZAサーバーという名称で、3チューナーの一部をタイムシフト専用に割り当てて、タイムシフト運用も可能だった)


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