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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2008-07-14

_ [SAD][LHC]本日の深追い

LHC opticsのアップデートを追いかけるべく、変換作業を行っていたのだが なぜかLHCB2がうまく変換できない。 Drift Element挿入時に Element順序に矛盾が発生するというエラーで 3時間ほどコードを彷徨うハメに...

原因は s座標の変換に伴う丸め誤差と厚み0のElementのコンボで ソートに失敗するという物。しかも、サブルーチン毎に入力ビームライン情報を ソート(不完全な入力データ対策)していて、最初の変換用の中間データを 抽出している部分を直しても最終結果が直らなかったので、かなり悩んだ Orz

_ [SAD]Python linkage捨て捨て

Tkinter導入過渡期に、python/tkinterを呼び出すために埋め込まれていた SADへのPython組み込み機能をamorita branchから削除しました。

削除理由は

  • Pythonのアップデートをフォロー出来ない
  • Python側からのSAD呼び出しまわりのコードが保守しきれない
    • 度重なる変更で、時代遅れになっていた(呼び出し側と呼び出し先が整合しない)
    • 構文レベルの修正は行ったがテストが出来ない
  • 実際に使っているユーザーが不在(声が聞こえてこない)なので、保守するメリットを見出せない

などです。 要するに、長らくまともに動いていない&声が上がってこない機能なので 切り離しても良いだろうという判断です。

通信量が多いとか内部データ構造へのアクセスや内部APIを叩く必要が無けれ ば、外部プロセスとして pythonを立ち上げてpipeや network経由で 通信で十分だと思うのですが、どうでしょう?

もしも、SADに Pythonインタープリターを組み込む必要が再び出てきたなら、 界面設計あたりからやり直して dynamic loading moduleで実装すると 言うことで...

_ [SAD]Cygwinサポート

CVS MAIN trunkにはなんかコードが入ってますが、原因が POSIX/SUS等の 標準ライブラリの不足に起因する話なので、amorita branchとしては サポートしないという方針で行きます。


2019-07-14

_ [FreeBSD][Ryzen]Precision Boost Overdrive Offでのストレステスト

冷却系換装時の特性変化

Enermax LIQTECH 240 TR4(ELC-LTTR240-TBP) ラジエーターファンはNF-A12x25PWM x2に換装済み

SMT負荷Tdielap time
offidle34.6℃n/a
off-j1667.5℃19:00
off-j3267.4℃19:40
on idle31.0℃n/a
on -j3267.6℃17:20
on -j1667.6℃20:00

Noctua NH-U12S TR4-SP3 + NF-A12x25PWM x2

SMT負荷Tdielap time備考
on idle28.6℃n/a
on -j1657.6℃19:40
on -j3240.0℃21:30130W・CPUの稼働率が低い?
offidle29.0℃n/a
off-j3256.6℃18:40
off-j1655.5℃18:50

120x240x35mmラジエーターが体積の小さい空冷クーラーに明かに負けている…

条件的には、NH-U12Sの方はケースに導入された空気に触れているのにたいして、水冷ラジエーターは直接吸気された外気に触れている点で、低温熱源温度は水冷のELC-LTTR240-TBPの有利なはずなのだが…

調べた範囲では、ラジエーターの送出側は十分冷えているので、冷媒-CPU間の熱抵抗(熱交換器)性能で負けているとか論外Orz

第一世代のLIQTECH(TR4を含む)と第二世代の初期ロットの冷媒不良で冷えない/すぐ壊れる等の報告事例もあるようなので、あかん奴引いたかなぁ…

明かに、NH-U12S TR4-SP3の方が安定した性能出ているし、水漏れ等のリスクも無いので、空冷化改装決定ですw

以前のテストでも見かけたが、SMT on状態の32thread時に消費電力・温度が下がる現象は何だろう… 温度域からはサーマルスロットリングには見えないのだが…??

Enermax LIQTECH 240 TR4(ELC-LTTR240-TBP)のピークアウト温度

buildworld/buildkernelによるストレステストによるCPUへの連続負荷と対応するTdieの推移

ストレステスト再開後4日(7/7~7/10)でピークアウト温度が10℃上昇している。開始直後の53℃前後のTdieは、購入直後の運用データとほぼ一致する。(環境温度が24℃前後なのでほぼ整合)

この間、筐体の設定変更は無く、部屋の空調は連続稼働中なので、極端な変動は無いはずだが…

一部で報告されている冷媒劣化現象か?

ELC-LTTR240-TBPの積算稼働時間は、購入後3~4週間のはず

  • 2018年9月1日購入、9月に1週間前後稼働させるも、Hangup系の不具合が治らず一時作業中断
  • 2018年12月下旬にFirmwareをbeta版に更新、12.0-STABLEベースに更新して負荷試験1週間程度実施(Hangup系の不具合完治せず)
  • 2019年7月、Firmwareを最新releaseに更新、12.0-STABLEを更新して、10日程度の負荷試験を実施して、安定化を確認するもTdieのピークアウト温度の劣化を確認し、空冷化

2020-07-14

_ [雑記]Ryzen Threadripper PRO

ThreadripperのPRO版と言うより、EPYC2 RomaのTDPリミッタ解除版だよね

PCIeのレースや、Registered/Load Reduced DIMMサポート的には、EPYC2と同等設定で、Workstation筐体を前提にTDP制限を緩めて動作クロックを上げてきているっぽぃ


2021-07-14

_ [FreeBSD]libalias panicの件

libaliasエンバグの件だが、 治った模様


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