ToDo:
マニュアルを読んだ範囲では、handler無しのca_create_channelとca_getのrequestの完了を待つ際の ca_pend_ioの戻り値に付いてまとめると
ca_pend_ioに先行するhandler無しの ca_create_channelとca_get要求全ての処理が完了している
ca_pend_ioに先行するhandler無しの ca_create_channelとca_get要求のなかに、未完了のものが含まれる。
=未完了の要求のうち、ca_get要求は再実行されるがca_create_channel要求は再実行されない=(2017/12/11訂正)
ca_pend_io以前に投入されたhandler無しのca_create_channel/ca_get要求は、終了・キャンセルされている。 ただし、CA APIレベルで状態を持たないca_get要求の成否は不明となる (2017/12/11追記)
ca_create_channelに関しては、ca_pend_ioからECA_TIMEOUTで戻った時点で接続状態が確定し、ca_stateが cs_never_connもしくはca_prev_conn状態となっており、ca_clear_channelするまで変わらない。 また、ca_create_channelで生成したchidオブジェクトをca_stateで調べれば、接続確立に失敗しているchannelを特定できる(未接続で確定しているので、以降のca_get/ca_putがECA_DISCONNで失敗するので、ca_clear_channelで捨てる以外することが無いはず)
=一方、ca_get要求は再投入されるとのことなので、ca_getへ渡したbuffer pointerは、CA client library内で生存しており、ca_pend_ioがECA_NORMALを返すまで開放することが出来ない=(ca_pend_ioから戻った時点で、参照が開放される 2017/12/11訂正)
また、どのca_get要求が未完了なのかを調べるAPIが存在しないので、 以前に未完了で放置したca_get要求が有った場合、直前のca_getが成功したか否かを判定するには、DBR_TIME型などの付加情報の付いた要求を行いbufferが上書きされてるかを判定することになる。
=TCP/IPの接続タイムアウトで接続が遮断すれば、channel状態がDISCONNへ移行し、当該channelへのca_get要求が廃棄されるはずであるが、それまでの間、ca_getへ渡したbufferを安全に回収出来ない=(2017/12/11削除)
=従って、外部ネットワークに悪意があると考えた場合、ca_getはcallback経由の実装を行うべきと思われる=(2017/12/11削除)
callbackへ任意の参照を渡せ、通信が途中で切断された場合はcallbackはbad statusを伴って呼び出されるとの記載があるので、 callbackへ以下の情報を記録したヒープ上のオブジェクトを渡す。
同期変数の状態は以下の4種
callbackは、同期変数が状態(1)であることを確認し後、データを書き込み、同期変数を状態(3)もしくは(4)へ遷移させる
callbackが、同期変数が状態(2)であることを確認した場合は、ヒープ上のオブジェクトを開放する
main programは、ca_get_callback後に同期変数が状態(3)もしくは(4)へ変わるのをca_pend_ioを行いながら待ち、受け取りに成功した場合は、ヒープ上のオブジェクトを開放する
main programがtimeoutした場合は、同期変数を状態(2)へ遷移させ、受け取り先の割り当てを解除する
callback動作が、プリエンプトな場合は同期変数の操作はアトミックである必要があり、main programとcallbackが併走する場合は、callback側が動作中であることを示す遷移状態かロックを追加する必要がある
ISO C11で同期変数を実装するならatomic_intとか?
ca_get_callbackによる要求に対して、ca_pend_ioはブロッキング動作しないとの事なので、同期待ちがspin waitもしくはsignalベースとなりあまりうれしくないことが判明
ca_sg_create/ca_sg_array_put/ca_sg_blockを使うべきか?
ca_cg_resetで、同期グループ内でissueされている要求をキャンセルできるようなので、安全にリソースを回収できる
ただし、同期グループに複数のI/Oが含まれる場合、どのI/Oが未完で終わったかを識別するAPIが存在しない
従って、ca_get要求が処理されたかを個別に確認するには、以下の2種に絞られる
memory allocator更新に向けて、equivalence arrayを参照しているコードを順次array pointer参照に書き換えているが、性能が下がっているっぽい
Compiler | Function | Optics | Tracking | Matching | Overall |
flang -O3 | 0.73760 ± 0.01816 | 1.45360 ± 0.01242 | 0.55039 ± 0.01773 | 0.09693 ± 0.00106 | 0.03945 ± 0.00064 |
gfortran -O3 | 0.80652 ± 0.00745 | 1.64528 ± 0.01197 | 0.54286 ± 0.00375 | 0.10905 ± 0.00106 | 0.04313 ± 0.00030 |
Compiler | Function | Optics | Tracking | Matching | Overall |
flang -O3 | 0.81291 ± 0.01002 | 1.45929 ± 0.01368 | 0.54700 ± 0.00336 | 0.09879 ± 0.00083 | 0.04128 ± 0.00037 |
gfortran -O3 | 0.86364 ± 0.00700 | 1.65001 ± 0.01053 | 0.54365 ± 0.00445 | 0.10941 ± 0.00123 | 0.04455 ± 0.00026 |
Compiler | Function | Optics | Tracking | Matching | Overall |
flang -O3 | 1.15773 ± 0.00700 | 1.51878 ± 0.00963 | 0.55605 ± 0.00555 | 0.10194 ± 0.00110 | 0.05024 ± 0.00026 |
gfortran -O1 | 1.15793 ± 0.01206 | 1.73687 ± 0.01438 | 0.80146 ± 0.00918 | 0.11540 ± 0.00122 | 0.05521 ± 0.00050 |
gfortran -O2 -fno-strict-aliasing | 1.12681 ± 0.01155 | 1.75418 ± 0.01813 | 0.78415 ± 0.00693 | 0.11625 ± 0.00165 | 0.05448 ± 0.00046 |
gfortran -O3 -fno-strict-aliasing | 1.09313 ± 0.00945 | 1.67546 ± 0.01245 | 0.54557 ± 0.00413 | 0.11088 ± 0.00112 | 0.05032 ± 0.00035 |
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