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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2008-03-14 [長年日記]

_ [SAD]マニュアル追加

  • SigProcMask[]
  • SigPending[]
  • SigSuspend[]

多分、使う人は少なそう...

_ [SAD]さらにマニュアル追加

  • FeatureQ[]
  • BuildInfo[]
  • \$MessageLast

多分、一般ユーザーがお世話になるのは、障害解析時の BuildInfo[]ぐらい?

_ [SAD]将来の保守へ向けたタスクリスト

  • calc.y/bison.simple.f/yylex.f
    • bin/fbisonは、bisonのバージョンに依存していて、メンテしきれない
    • Fortranのフロントエンドを書き起こして、bison/yaccの出力をそのまま使うべきところ
  • WSPAC/PSPACコードのフロントエンド統一
    • SPACエンジンごとにフラグを新設するのは、美しくない
    • WSPACと PSPACを同時にオン出きるが、その結果に物理学的な意味があるとは思えない
    • フロントエンドの再実装のアイデア
      • SPACエンジンの使用を制御する単一のフラグ(RFSWみたいに...)
      • SPACエンジンの動的な組み込み
      • SPACエンジンの選択関数
      • SPACエンジン固有パラメータの設定インターフェース

SPACエンジンとトラッキングコード間の境界APIを定義し、明確に分離すれば 新しいエンジンの組み込みや試験が簡単になる。

calc.yに関しては、LLARパーサーフレームワークがもはや保守不能のため... bisonの出力を awk等で Fortranコードに加工するという発想は、 bisonの改良と共に出力形式が変化していく現状では無理がある。

_ [SAD][Fortran]GOTO文の使い方

gfortranなんかで SADをコンパイルしていると警告される構文として、 次のようなものがあります。

     integer :: i
     do i=1,5
        write(*,*)'before if: i=',i
        if(i .eq. 3)then
           goto 100
        endif
        write(*,*)'after  if: i=',i
100  enddo

何をやってるかといえば、DOループの途中で条件に依存してループの中身を GOTOで飛び越しています。

内容的には、END DO文に付いたラベルが、DOループの中なのか 外なのかが分かりにくいと言うものです。 少なくとも、END DO文を使うということは Fortran90を仮定することなので (多くの Fortran77コンパイラは拡張としてサポートしますが)、 GOTOの代わりに CYCLE文で、次の繰り返しに入る方がすっきりしたコードになります。

修正すべき箇所は何か所あるのかな... Orz

数えてみた...

正解は、61箇所


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