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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2007-11-25 [長年日記]

_ [SAD]シグナルハンドラ

SADのシグナルハンドリングをごそごそ掃除中

  • SAD標準のシグナルハンドラsrc/titrpt.fを POSIXな signal interfaceで書き直し
  • SigPending[], SigSuspend[], SigProcMask[]を実装

勘のいい人なら名前で分かると思いますが、 sigpending(2), sigsusped(2), sigprocmask(2)システムコールへの インターフェース関数を実装したので、SADScript側から シグナルマスクの制御が可能に成りました。 最終目標は、SigAction[](sigaction(2))を実装して SADScript関数をシグナルへのコールバックとして 呼び出せるようにすること!

そのためには、シグナルで割り込まれた時に SADインタープリタの コンテキストを切替える必要が有り、少なくともtfstk_ common blockを 入れ換える必要が有ります。

ここで使うSADインタープリタのコンテキスト切替えを拡張すると 似非マルチスレッドが実装出来る予感。 最近の環境では、CPUコンテキストの切替えに 旧来のsetjmp/longjmpではなく、ucontext APIが使えるので 少し楽が出来そうです。 ただ、所詮は似非マルチスレッドなので最近のマルチコア環境の活用に 成らない罠 Orz

まともな POSIXスレッドとかを活用するには、Fortran側の 各種 common blockを Thread Local Storageに放り込むか、 直接アクセスせずにすべてアクセス関数でラップして スレッド毎の構造体に埋め込むとかが必要かな?

もちろん、内部ルーチンの Thread Safe化とかオブジェクト・ヒープ操作の Critical Section保護はどんな実装にしろ必要ですが....


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