トップ «前の日記(2021-07-09) 最新 次の日記(2021-07-12)» 編集

Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
2006|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|06|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|07|08|09|10|11|12|
2013|01|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|06|07|08|10|12|
2016|01|02|03|05|06|08|10|11|
2017|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|03|04|05|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|

2021-07-09 [長年日記]

_ [FreeBSD][IPv6]DNS v6化

とりあえずまとめ

  • unbound
    • 普通にinterfaceを増やせば良い
    • access-controlにIPv6アドレスの定義を追加するのを忘れずに
    • do-ip6でIPv6サポートが止めてある場合があるので、要確認
  • tinydns
    • v6パッチが当ててある場合は、env/IPにカンマ区切りでIPv6アドレスを追加すればOK
    • AAAAレコードの定義が独特なので各自対処のこと(0省略なし・コロン区切りなし)
      • tinydns-dataに処理させるMakefile側でsedとかを使って整形するのが現実的か?
  • axfrdns (TCP response for tinydns)
    • tinydnsと違いtcpserverからの起動なので、IP毎にtcpserverを立てる形式になる
      • v6パッチ付きucspi-tcpが必要
      • 最悪、intedから起動するのも有り
    • アクセス制御でprefixlenを指定出来ないので、実用的には48bit prefixもしくは64bit prefix毎にallow/denyを設定することになる
  • firewall
    • 境界でアドレス偽装パケットを弾いている場合、v4アドレス向けのnot address-range形式のdenyルールがv6パケットに適用されてないか要確認 (DNS通信試験時に嵌った)

_ [FreeBSD][IPv6]LAN側 IPv6接続性確保

rtadvd'およびDHCPv6 serverを立ち上げて、LAN側からIPv6アドレスを取得出来るところまでは確立

だが、外に出れない Orz

LAN側からWAN側にNTPv6でprefix変換して送出したパケットが戻ってこれない状況

原因は、回線側のルーターからNTPv6でprefix変換されてWAN側アドレスに対して近傍探索が届くが、WAN側のインターフェースに存在しないアドレスなので、応答しないため、回線側からWAN側インターフェースへの通信が開始されない模様

  • 動かすには、NTPv6同様のaddress prefix付け替え対応なND Proxyが必要?
    • Prefix Delegationで受けたときのND動作はどうなるのだろう?
  • NTPv6は標準化されたけど、IETF的には推奨してないらしぃ(おぃおぃ)

素直にNAT66で繋ごうにも、ipfwにNAT66は未実装な罠 Orz (pfは実装済みぽぃ)

回線側のサポートがあれば、DHCPv6-PDでWAN側からprefix delegationをもらってLAN側prefixを設定できるが、光電話契約してないので無理 (KAMEの影響か、BSD系の設定例はWIDE DHCP clientを使ったものが多い様だ)

回線契約形態で、prefix delegationの振り出し状態が変わるということは、ND動作を考えると、回線側のルータ設定も連動して変更されていて、prefix block単位でroutingされているのかなぁ…

NAT66のためだけにipfwからpfへ切り替えるのも面倒くさそう…(YAMAHAルーター買ってくるか?)

まあ、socket pid/gid filteringは止めたのでipfwでないと困る理由もなくなったのだが

_ [FreeBSD][IPv6]LAN側IPv6フィルタリングの考察

DHCPやlink localな通信を先に許可した後、残りの通信に対してLAN側に割り当て済みのアドレステーブルを使って

  • deny from not table(LAN-ips) to any in recv if-LAN
  • deny from any to not table(LAN-ips) out xmit if-LAN

なフィルターを仕掛けているが、DHCPv6-PDでglobal-prefixをLAN側に告知した場合、globalな通信に関したWAN側と同じprefixが付くのでフィルターに引っかかってしまう

global-prefixをもらってくるか、さもなくばglobal IF同様にglobal-unicastを通過させるしかないか…

global-prefixを抜き取るアイデアとしては、rtsoldを改造して、M/O/Rオプションで外部scriptを起動するように、RA-prefixを受け取った時に外部scriptを起動させるという案がある


カテゴリー: Admin | Emacs | EPICS | Fortran | FreeBSD | GCC | hgsubversion | IPv6 | KEKB | LHC | Lisp | LLVM | MADX | Ryzen | SAD | samba | tDiary | unix | WWW | YaSAI | お仕事 | イベント | 出張 | 宴会 | 数学 | 艦これ | 買いもの | 追記 | 雑記