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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2006-04-25

_ [SAD]Memory Allocation

Suse Linux/x86_64で問題になっていた、lmallocエラーに場当たり的な対処を 可能にする変更を入れた(Revision 564)

内容的には、メモリ管理構造体のルートノードを静的に確保するのをやめて、 起動時に動的に確保し、メモリ空間のオフセット原点となる rlist(0)の位置を決めてるRBASEパラメータを自由に 選べるようにしてみた。

原理的には、allocateされる heap領域と rlist(0)の位置を 16GB境界内に 入るようにRBASEパラメータを合わせれば良いはず。 (もしかしたら、RBASEinteger*8に変更する必要があるかも)


2008-04-25

_ [LHC]Onlineモデルとの接続試験のはずが...

file system mount回りの問題で動かないようです。

諦めて、AFSからコントロール室の計算機は必要なファイルを すべてコピーして試験しようという話になったのだが、 AFS Serverが落ちていてファイルが取ってこれないようです。 というとで、本日の試験終了〜

_ [SAD]Fortranの規格外部分

Fortranの規格外部分を標準規格で置き換える or 外部ライブラリ化する 作業に着手。FNUM/FGETC/FSEEKに関しては、Fortran I/O絡みなので コンパイラ非依存に外部ライブラリ化するのは無理なので後回し。

gfortran 4.4.0で Fortran2008モードでコンパイルしてエラーや 警告メッセージを調査中

標準で認められない構文

  • H編集記述子
    • Fortran95の廃止事項
  • backslashエスケープ
    • 標準内では、制御文字はどう記述するのかな?(char()を使うと、コードセット依存性が)
  • OPEN文の ACCESS指定子へのAPPEND指定
  • \$を使った改行制御
    • ADVANCE指定子を使う
  • DATA文を使ったコモンブロック変数の初期化
  • 型が対応しないEQUIVALENCE
    • character*4integer*1の配列
      • src/tfetok.f
    • complexrealの配列(実部/虚部に直接アクセス)
      • src/tspac.f'
      • src/tqr.f
    • integer*4integer*2の配列
      • src/tfdset.f
    • ilist絡み全部

標準に無い Intrinsic 関数&サブルーチン

  • lnblnk関数
    • Fortran2008で、別の名前(len_trim)で標準化
  • asinh関数
    • Fortran2008で、標準化
  • second関数
    • Fortran95で、別の名前(cpu_time)で標準化
  • dcmplx関数
    • cmplxKIND指定付きで使う
  • dimag,imag関数
    • aimagを使う
  • dfloat,dreal関数
    • realdbleを使う
  • isnan関数
  • getpid関数
  • getenvサブルーチン
    • Fortran2003で、別の名前(get_environment_variable)で標準化
  • systemサブルーチン
  • perrorサブルーチン
  • exitサブルーチン
  • iargc関数
    • Fortran2003で、別の名前(command_argument_count)で標準化
  • getargサブルーチン
    • Fortran2003で、別の名前(get_command_argument)で標準化

EQUIVALENCE絡みはもろに違反しているような...


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