ToDo:
最近のAIO水冷クーラーは240mmクラスでもハイエンド空冷並に冷えるらしいので、Antec P5に詰め込んであるRyzen 9950Xシステムの冷却系をRZ-620改から液冷化してみた
筐体側都合で240㎜ラジエーターまでなので、 熱交換体積が一番大きいARCTIC製を選択 (来年以降だとnoctua水冷も検討候補か?)
以前、Ryzen Threadripper 2950X導入時に実装した SP3/TR4専用240mmラジエーターAIO水冷はTDP250W対応を謳うのに、 実働だとnoctua NH-U12S TR4-SP3(NSPR 129)よりも 10度以上平衡温度が高かったうえに、 1週間の連続稼働で平衡温度が上昇してゆく代物だったので、 実働検証を丁寧にやる予定
水枕を取り付けラジエーター本体を筐体外に置いた状態で全力運転試験実施
まともに冷えてよかった
現時点の調整で、PWM60%制限でRZ-620改の全力運転時とほぼ同等のベンチマーク性能を背景雑音レベル +1dBレベルで達成し、CPUフルロード時の騒音レベル低減に成功したので、まずまず成功か?
85℃ PBO設定なので最大負荷時の平衡温度は 85〜86℃で変わらずだが、アイドル時の Tdieは 45 → 35℃ (-10℃)へ低減した
2.5インチSSDケージに許容可能な温度上昇があるが、Gen4 NVMe SSDのピーク温度が低減した
CPU負荷とP5 ドア開閉の影響を測定してみた
| Tair | Tnvme | Tsata | Load | Door |
| 25.7 | 37.0 | 31.0 | Idle | Open |
| 25.5 | 46.0 | 33.0 | Full | Open |
| 25.3 | 47.0 | 44.0 | Full | Close |
| 25.3 | 39.0 | 38.0 | Idle | Close |
ドライブケージのSATA SSD温度は、扉開閉の影響が大きいので、コンダクタンスの悪さから プッシュプル化されたラジエーターにエアフローで負けている模様なので、 ドライブケージの排気ファンを増強すれば改善すると思われる
ただ、ドライブケージのファンは40mm角 28mm厚なのだが、 ワイドワーク扱いのコネクタ付き製品の流通が終わってしまったので、 モノタロウ辺りで山洋ファンを調達してコネクタを自分で圧着する必要がある
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