トップ «前の日記(2008-03-18) 最新 次の日記(2008-03-20)» 編集

Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
2006|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|06|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|07|08|09|10|11|12|
2013|01|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|06|07|08|10|12|
2016|01|02|03|05|06|08|10|11|
2017|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|03|04|05|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|

2008-03-19 [長年日記]

_ [SAD]Trackingの謎

SADで RFSWRADONにしたTrackingを 実行するとTraclkingの中で実現する平衡分布が z方向へずれるという謎現象があるのですが、ヒントを得ました。

どんなヒントかといえば、トラッキングのために KEKBOpticsをロード(自動的にCALCが走る)した後、 事前にファイルに保存してある粒子分布を読み出し TrackParticles[]へ突っ込んだ場合(1)と、 その場で粒子分布を生成して TrackParticles[]へ突っ込んだ場合(2)で、 粒子分布の重心運動が異なるというものです。 (1)で事前に用意した粒子分布自体は、(2)で生成した 分布をファイルに書き出したものなわけで... File I/Oが破滅的にイカレてない限り粒子分布は 同じものになります。念のため、TrackParticles[]直前で 擬似乱数列も初期化しているので、プログラム的には まったく同じ出力を返すべきところですが、z方向に 30mm謎のドリフトをしてくれます。

注目すべきは、Opticsロードから TrackParticles[]開始までの 粒子分布生成の方法しか違わない点で、分布生成に Emittance[]の吐き出す座標変換行列を使っているので、 TrackParticles[]の直前に Emittance[]を差し込んだ所、 謎のドリフトが消失...トラッキングルーチンで Emittance[]が書き出す大域変数を参照している ようです。そんな仕様、聞いてないよ Orz

NORADの場合

NORADにした場合でも、謎のドリフトは発生する。


カテゴリー: Admin | Emacs | EPICS | Fortran | FreeBSD | GCC | hgsubversion | IPv6 | KEKB | LHC | Lisp | LLVM | MADX | Ryzen | SAD | samba | tDiary | unix | WWW | YaSAI | お仕事 | イベント | 出張 | 宴会 | 数学 | 艦これ | 買いもの | 追記 | 雑記