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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2008-04-26 [長年日記]

_ [SAD]bench2.sadの出力の変化

GCC上のビルドだと見かけ上は計測さえれた CPU時間の桁数が 減って見えますが、有効精度自体は向上しています。

Revision 1886以前のコードでは、積算CPU時間の取得に 非標準のSECOND関数を使用していましたが、これの返り値は 単精度実数であり差分を取ってマイクロ秒まで見ようとすると 有効数字が不足していました。

これに対して、Revision 1887からは Fortran95規格で 標準化されたCPU_TIMEサブルーチンを使用して 倍精度実数で積算CPU時間を取得するようになったので、 差分を取った際にマイクロ秒以下へ桁落ちに伴う誤差が 現れにくくなったので、結果的に表示される桁数が 減少しています。 (積算CPU時間を得るためのgetrusage(2)はマイクロ秒精度です)

_ [SAD]NPARAがおかしい?

出力バッファの制御かfork(2)したプロセスの合流制御に問題が あるようで、NPARAで並列化した際に出力の重複が発生する模様。 (NPARA=3にしたscript/bench2.sadで確認)

_ [SAD][LLVM]COMPLEX型への累乗演算子

まだ、直っていないようだ (gfortranがコンパイル時に走らす llvmが例外で落ちる)


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