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Orz日記 by Akio Morita

ToDo:

  • 15 SAD Fit[]回りの障害事例の解析
  • 10 smart pointer版PEGクラスの再実装(Left Recursionまわり)
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2008-09-02 [長年日記]

_ [SAD]SAD->MADX変換

転送行列とCODからのアフィン変換導出と、アフィン変換列からの転送行列と CODの再計算は、それなりの精度で出来ることを確認した。 残る問題は、浮動小数点の text dump時の精度落ちと MADXの内部計算での誤差の蓄積と言うことになる。

  • text dump時の精度落ち
    • Write[]/Get[]して調べたが、問題となるほど悪化していない

_ [MADX]3.04.40のkickerの tiltの向きが違う件はバグ認定されたらしい

最初は、「バグではない仕様です」と言っていたらしいが 流石にモジュール間で軌道が一致しないのことに気がついたのか バグ認定したらしい。(バグ追跡システムが無いので人を介しての伝聞形)

現象としては、tiltを付けたkickerを含むビームラインでの 軌道のtilt依存性が

  • MADX-3.04.40のtwissとマニュアルの記述が逆符号になる
  • MADX-3.04.40のtwisstrackで逆符号になる
    • つまり、trackの結果は正常
  • MADX-3.04.40とMADX-3.03.25間でtwissの結果の符号が異なる

状況証拠的には、内部実装の変更時にエンバグしたというシナリオが 一番しっくりくるのだが、最初に「kickertiltの符号が 間違ってない?」と報告した時は、「kickerは特殊なエレメントだから これで正しい」との返事が返ってきたらしい。

開発現場では、何をテストして正常だと言ったのだろう...Orz

つー訳で、このバグが直るとSAD->MADX変換のworkaroundを外さないといけない...

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ Y氏 (2008-09-05 12:22)

立ち上がったようね


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